2014/10/18

11月15日と16日、関西でうたいます

みなさまお元気ですか。
風博士の杉山です。

朝晩がめっきり冷え込む季節になりましたがいかがおすごしですか。僕は早朝にパソコンを開くことが多くなり、朝焼けをみながらこの記事を書いています。季節の変わり目の朝焼けは美しい。



ところで11月半ばに、関西に歌いにいきます。

11月15日土曜日は京都市左京区にあるガケ書房にて、11月16日の日曜日は大阪堺で行われるクラフトフェア「灯しびとの集い」にて。


15日は久しぶりに京都で歌うということで、京都でずっとやってきた自主企画イベント「粋歌」(いきうた、と読みます)として開催することにしました。場所はお馴染みのガケ書房。一緒に歌わないかと誘ったのはsenoo rickyです。僕も彼も珈琲が好きなので、副題に「珈琲の夜」とつけました。珈琲にまつわるあれこれをテーマに、色々出来たらと思っています。当日は珈琲も出す予定です。このイベントは予約が必要ですから、下記の詳細に従うか、僕に直接ご連絡ください。以下詳細です。

2014年11月15日(土)
『粋歌 vol.11 珈琲の夜』
【会場】京都市左京区ガケ書房
【出演】風博士、senoo ricky
【開場】19:30
【開演】20:00
【料金】前売2,000円/当日2,300円(ガケ書房お買い物券500円分込み)
【ご予約・お問い合わせ】
タイトルを「風博士」として、お名前・電話番号・予約人数をご明記の上、gake32@r5.dion.ne.jp までメール送信してください。 電話でのご予約・お問い合わせは、ガケ書房 075-724-0071まで



16日は大阪の堺で開かれるクラフトフェア「灯しびとの集い」の音楽ステージに出演します。他に出演するアーティストも昔馴染みばかりで再会が楽しみです(2日がかりのイベントで同日に誰がでるのかは知らないのですが…)。ホームページをみたら分かるのですが、とても素敵なイベントのようで今からワクワクしています。なにせクラフトフェアですからね。楽しみです。入場無料ですからお気軽にお越し下さい。以下詳細です。

2014年11月16日(日)
『灯しびとの集い』
【会場】大仙公園催し広場(堺市堺区百舌鳥夕雲町)
【料金】入場無料
風博士の出演時間は11:00から40分程度です。
詳しくは「灯しびとの集い」のホームページをご覧ください。
http://tomoshibito.org



ちなみにもちろん環太と葉太も一緒に行きますから、よろしければ息子たちにも会いに来てください。

久しぶりの関西、お会いできることを楽しみにしています。

2014/09/16

9月27日弥五郎ドーナツにて歌います

空も木々も虫たちも、すっかり秋の装いです。
みなさまお元気ですか。
風博士の杉山です。

今回は(も)ライブのお知らせです。
来る9月27日(土)、周南市徳山駅の近くにある弥五郎ドーナツさんで歌います。

風博士の風まかせツアーの道中でとてもお世話になった熊本のCobyちゃんが周南に歌いに来たいというので、弥五郎くんに相談して、弥五郎ドーナツさんで歌わせてもらうことになりました。

当日はBambooさんの出店もあり、また周南で活動するラテン系のバンドTopo y Patataさんも演奏してくれることになりました。

以下詳細です。

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2014年9月27日土曜日
場所 弥五郎ドーナツ(周南市若宮町2丁目37)
出演 Coby(熊本)、風博士、Topo y Patata
開演 19:00頃から演奏開始
料金 投げ銭制
お問い合わせ
弥五郎ドーナツ 0834-34-8529
http://yagorodonuts.soreccha.jp/
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僕は、「秋」と「旅」をテーマに歌おうと思っています。
投げ銭ですので、どうぞお気軽にお越し下さい。

2014/08/05

徳山動物園『月夜のサーカス』に出演します

毎日暑い日が続く、まさに夏真っ盛りの日々ですが、みなさまいかがお過ごしですか。
風博士の杉山です。

私は夏が好きです。
我が家の近くから、遠く瀬戸内海が望めます。
仕事帰りの夕方、夕陽を受けて優しく朱に染まった瀬戸内海を眺めています。
ヒグラシが家のすぐ近くで鳴いていました。
余談ですが、ヒグラシは梅雨明けから鳴き出すことを今年初めて知りました(そして、むしろ早朝に良く鳴くことも)。

さて、そんな我が家のすぐ近くにある徳山動物園にて、来る8月23日土曜日の夕方から夜にかけて、「月夜のサーカス」というイベントが催されます。夜の動物園というだけで面白いのに、そこに周南市周辺の個性的なお店が集って、小さなマルシェのような趣になるそうです。

そのような素敵な催しに、僕も唄い手として呼んで頂きました。当日は、「夏」と「夜」をテーマに歌おうと思っています。

ステージの詳細が分かりましたら、風博士公式サイトのライブスケジュールにてお知らせ致しますので気になる方ははチェックよろしく!

Facebook「月夜のサーカス」イベントページ
https://www.facebook.com/events/323815077780776/

2014/07/08

四十路前に晩酌の意義を知る

みなさま、大変ご無沙汰しておりました。
杉山です。
いかがお過ごしですか。

今年は夏前に新作を出し、ツアーするとのたまっておりましたがもう夏になろうとしています。

実は、次男の誕生を機に、働き始めました。
工場勤めの、肉体労働です。
この歳になってから初めての現場仕事に最初は右も左も分からず身体も ボロボロのヘトヘトでしたが、勤めはじめて一ヶ月半近く経ち、だいぶ身体も仕事に慣れてきたところです。

それにしても、額に汗して働くことの心地良さよ。
四十路前にして初めて、晩酌の意義を深く味わう日々であります。


したがって、音楽活動は、のんびりやります。
曲は、ぼちぼち、書いています。

新作を楽しみに待ってくださっていた方がいらしたら、まずもって、お礼を申し上げたい。本当に、ありがとう。そして、夏前に出すと言っていた言行不一致を、謝りたい。本当に、申し訳ありません。

新作、いつになるか分からないけれど、必ず出します。
聴いて欲しい曲もあります。


これまでは、音楽する=収入を得るという意識が常にどこかにありました。
ミュージシャンとして、いろいろなやり方・生き方があるけれど、風博士は色々な意味で、比較的よいバランスでやってこれたと思います(本当に恵まれている!)。

これからは、そういった意識に基づいてではなく音楽活動することになるのでしょう。仕事を始める前は、そういった事態になることを恐れてすらいたのですが、こうなってしまえば少なからずすっきりした気分で、僕自身も驚いています。

このことが、僕の作る音楽にとって、良い影響を与えることなのか悪い影響を及ぼすことなのかは、次の作品をつくってみなければ分からないことです。

そういった意味も含めて、のんびりと楽しみにしておいてください。
そのうち、そっと、お届けします。


ちなみに少し先ですが、11月に大阪でライブが決まっています(詳細はいずれ)。それまでにも、どこかで歌えたらと思っていますが、人前で歌う機会はグッと減るかもしれません。僕は元々、それほど人前で歌いたい方ではなかった。歌いたい時に歌うって、とっても健全な気がします。そして、それは幸せなことです。


そんな感じの風博士ですが、これからもよろしくどうぞ、お願いします。

2014/05/17

電王戦は対コンピュータ、ではない。

将棋が好きである。

指すのはヘボだが、小さい頃からテレビ対局を観るのが好きだし、なにより将棋界の悲喜交々の人間模様が面白い。

そんな棋界ファンにとって、ここ数年の春の話題といえば、電王戦である。

電王戦とは、人間対コンピュータという図式で行われる将棋の大会のことで、将棋連盟も公認の、れっきとした公式戦のひとつである。去年と今年は団体戦であった。人間側で出場するのはプロ棋士であり、今年はなんと九段が二人も出場した。プロの九段といえば、もうそれは、とんでもなく、凄まじく、馬鹿みたいに、将棋の強い人たちの中での最高段位であるから、その強さは筆舌に尽くし難い。

そんな凄まじく強いプロ棋士たちが出場しているにも関わらず、2014年の電王戦は(も)、1勝4敗と人間側の完敗であった。しかし、これを持ってコンピュータが人間を越えた、とするのはちょっと違う。

電王戦は人間対コンピュータと銘打ってはあるが、厳密に言えば、そうではない。ここでいうコンピュータとは将棋プログラムのことで、これは当たり前だが人間が作っているものだ。プログラムを知らないひとには分かりにくいかもしれないが、プログラムというのは、書かれた命令以外のことはしない。そしてそれを設計し、書くのは人間であり、当然、プログラム自体にも書く人たちの個性が色濃く反映される。

渡辺明二冠がブログで、「COM-COMを見ていて強いと感じることはあまりないんですが(プロレベルで)、電王戦のように人間-COMを見ると強いな、と思う」と書いている。このことは、電王戦に出てくるような将棋プログラムは、対プロ棋士を前提に設計し、実装されているということを意味しているのではないだろうか。もちろんプロ棋士に勝つようなプログラムは誰でも書けるわけではないし、並大抵の努力やセンスでは到底つくれないものだからすごいことなのである。

なので、今年の電王戦の成績が、人間側の一勝四敗で完敗だったとしても、そのまま人間よりコンピュータの方が優秀だ、というふうになるわけではない。そもそもコンピュータはその出現時から人間より優秀なのであって、今更なんである。人間側の完敗が証明するのは、それだけ優秀な将棋プログラムを作った人たちがいる、ということだ。つまりそこにも別の人間模様があるのである。

それにしても今後、将棋プログラムとプロ棋士の中でもトップ中のトップ、すなわち将棋界最高峰のタイトルホルダーとの対決が、この先あるだろうか。たぶん、実現はないだろう。それくらい、将棋プログラムの進化は顕著だ。あと数年で、将棋プログラムに勝てるプロ棋士はいなくなる。しかし、仮にそうなったところで、将棋界がつまらなくなるわけではない。プロ棋士のすごさが貶められるわけでも全くないのだ。


ちなみに将棋の世界の面白さを教えてくれたのは団鬼六である。
ぎりぎりの勝負の世界で生きている人たちというのは独特の美しさがある。

以下はおすすめの本。

団鬼六『真剣師小池重明』

いきなり将棋界というよりはアウトローな賭け将棋の世界の話しだが、「新宿の殺し屋」とまで言われた伝説の真剣師、小池重明の伝記。読んでいて、どうしようもない男だが憎めないのは将棋が桁外れに強いからなのか、団鬼六の筆力が素晴らしいからか。とにかく理屈抜きに面白い。

団鬼六はアクが強いので、興味のある方にはこちらもおすすめします。

大崎善生『将棋の子』
 


【関連リンク】
将棋電王戦公式サイト
http://ex.nicovideo.jp/denou/

渡辺明二冠のブログ
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira

今回の記事とは関係ないが、羽生善治三冠のインタビューがなかなか面白い。お子さんのいる方は読んでみてください。
http://diamond.jp/articles/-/52738

2014/04/13

次男坊、生誕す

去る記念すべきわたくしめ39歳の誕生日である4月11日昼過ぎ、妻が産気づきました。夕方頃から陣痛が本格化してきましたので、妻を連れて病院に行きましたら、早速分娩室に入ることになりました。経産婦ですから、いつ産まれるか分からないとのこと。その時点でだいたい4分間隔の陣痛でしたから、これはひょっとすると俺と同じ誕生日になるかもしれないぞ、と私はほくそ笑みました。

その日は他に産気づいた妊婦さんもおらず、時々様子を看に来てくださる助産師さん以外は人気もなかったので、分娩室では妻とずっと二人きりでした。先日作成した例のCDをBGMに、時に話し時に黙し、妻は定期的にやってくる陣痛の痛みに耐えながら、その瞬間を待ちました。このうえなく、美しい時間でした。

ときが経つにつれ、陣痛は激しくなってきます。しかしその間隔はなかなか狭まらず、23時を過ぎてもまだ3分間隔でした。もう今日中は無理だろう、諦めました。まあいいではないか、おれと同じ誕生日ではなくとも、わが子に変わりはないのだから。。。そして結局日付が変わり、さあ、いつ産まれるのかな?ひょっとすると長丁場かもしれんと思った直後の0時2分、破水。

そこからは流石の経産婦、凄まじい痛みに耐えながら20分後の4月12日0時22分、3512gのビッグベイビーを無事産みました。なんというか、嬉しいのですが、惜しい!

妻が言うには一日間違えたのだろう、と。もしそうならよっぽどおっちょこちょいの息子がファミリーに加わったようです。まあ、毎年4月11日が来るたびに、この話しで盛り上がることでしょう。それだけでもなんだか可笑しいやつです。

ちなみに、例のCD、この子が産まれるために書き下ろした曲を最後に入れていたのですが、その一曲前で産まれました。そこも惜しい。

そして、顔も、エコー写真などでは鼻が高く見えましたので、妻似の男前になることを期待していたのですが(妻は誰かと問われれば三上博史や伊勢谷友介に似ています)、出てきたのはどうみてもはなぺちゃでのっぺりしたモンゴロイドな顔でありました。三上博史というよりは左とん平です。これも惜しい。惜しくはないか。

そんな次男坊ですが、しかし愛おしくてたまらないのは、我が子だからでしょう。
葉太(ようた)と名付けることにしました。

新しく書き下ろしたのはこんな歌でした。

『葉脈』
待ちに待った今日は君に会える日
やさしい風が新緑の葉を揺らす日

君が泣いたら皆が笑う
ようこそ世界へ

葉脈みたいに
太く朗らかに
広がり繋がる
健やかな人生を


39歳の誕生日は、このようにして、この上なく素晴らしい一日でした。
死ぬまで忘れることはないでしょう。

2014/04/10

出産用にCDをつくる

いよいよ第二子の出産が近づき、その誕生の瞬間に立ち会うべく鳥取に来ております。

そんな中、嫁からミッションを与えられました。
いよいよ出産というとき、分娩室に好きなCDを持ち込んで音楽をかけるのですが、そのCDの中に入れる曲のチョイスを任されたのであります。

テーマは、静かで、落ち着く曲。

そこで、せっかくのことですから、80分間、すべて友人たちの曲で埋め尽くしました。まさにテーマに沿った素晴らしい曲ばかり。
なんと贅沢で幸せなことでしょうか。

そして、かくいう僕もミュージシャンの端くれなので、曲を書き下ろし、簡易的ですがレコーディングして一緒にいれました。次男の誕生を祝った歌です。

ちなみに、そのことを嫁は知りません。新しい曲が流れて来たとき、どんな反応をするのか今から楽しみですが、まあ、それどころではないだろうなとも思いつつ、いよいよ出産間近です。

2014/03/13

3月のこと

アイムホーム!

3月から、周南に戻ってきました。
4月半ばに出産を控える嫁さんと息子環太は鳥取に残して。
つまり久しぶりの単独生活です。
日々、確定申告作業と新作制作に励んでいます。

7枚目の作品も、良いものになりそうです。
いずれ詳細を発表します。
お楽しみに。


そして、来る3月29日(土)、周南市新南陽にあるRさんで唄います。
詳しくはRのブログをごらんください。

http://r20120601.blog.fc2.com/

山口県周南市(徳山)に住んでもうじき二年になります。
いちミュージシャンとして、近所の素敵なお店で唄うことができる。
こんなに嬉しいことはありません。
本当に、ありがとう。

良い夜になるように、精一杯、ゆったり楽しんで唄います。
あの空間に響くギターの音色が、今から楽しみでなりません。
こちらもまた、お楽しみに。

2014/01/26

鳥取で唄います

2014年2月23日(日)
『風博士のちょっとBARでガッとギター in Goldrush』
会場 Chot bar Goldrush(鳥取市弥生町178)
開場 18:00
開演 19:00
料金 2,500円(1ドリンク付)

ご予約・お問い合わせ
Gold rush(ゴールドラッシュ、月〜土19:00〜3:00)
tel 0857-20-2461(川戸)
あるいは、
advance_order@kazehakase.info
まで、お名前枚数を明記の上、メールをください。

本公演は予約制になります。
座席には限りがございますので、お早めにご予約ください。