2015/07/09

『だってあの 娘が好きっていったんだもの』発売される

先月末、TheEndライブ&トリビュートアルバム『だってあの娘が好きっていったんだもの』が発売された。



http://www.neonrecords.net/home/%E5%95%86%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0-the-end-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88/

僕もトリビュート盤に参加している。

ネオンホールの久恵ちゃんから話がきたのが2014年の年末で、締め切りは1ヶ月後くらいであったから、かなり厳しいスケジュールではあったのだが、TheEndのトリビュートとあれば参加しないわけにはいかなかったから、ふたつ返事でOKした。

TheEndは持ち曲がたくさんあって(一体何曲あるのだろう!)、僕のカバーする候補曲もたくさんあったのだけど、久恵ちゃんに「それは杉さんじゃないよね」という曲をチョイスしてもらって(僕は長野では杉さんと呼ばれている)、その中からカバーすることにした。そこでまず挙げられていたのが「となりのレジへどうぞ」であった。

実は「となりのレジへどうぞ」がどうして「杉さんじゃない」のかはよく分かっていない。歌詞の内容だろうか。しかし、こういう感情は男であれば多かれ少なかれあるものだ。特に「君はいつでもお釣りを渡すときに両方の手でこちらの手を包むようにしてくれるけど、それってなんなの?」というくだりなどは秀逸である。僕もよく「それってなんなの?」と頬を赤らめている。櫻井さんの曲は、身近な例でもって、緩やかにしかし力強く、僕たちの心をつかむ。しかも面白い。そして突っ込みたくなる。ときに泣きたくなる。「となりのレジへどうぞ」はその部分がよく出ている曲だ。

カバーするのであれば、僕らしくなければ駄目であろうから、ちょっと早めのボッサ調でやってみる。これで真面目に歌い上げれば少しはTheEndの面白さに近づくことができるのではないだろうか。

実際の出来は是非聴いてみてください。
ネオンレコードのサイトから購入可能です。
あるいは僕からも直接購入頂けます。
欲しい方はメールください。
taku.sugiyama@gmail.com



ちなみに、次点として名曲「あいつの奥さん」のカバーの話もあって、実際にかなりカッコよくアレンジしてみたりしたのだが、ちょっと色々難しすぎて止めた。

ところで上のリンクにあるネオンレコードのサイトの取り扱い店に、鳥取のボルゾイレコードが入っている辺り、さすがは前垣さんだなあ。また前垣さんと飲みたいなあ。