tag:blogger.com,1999:blog-48806648545340315542024-03-06T01:16:11.473+09:00月にムラッとくるも風博士のブログ 気が向いたら書くkazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.comBlogger112125tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-43927459300189363652018-12-23T14:07:00.000+09:002018-12-23T14:08:21.492+09:002018年を総括し、2019年を想像する音楽活動を中心に、2018年を簡単に振り返って、2019年を展望してみようと思う。<br />
<br />
5月、四国八十八箇所霊場の第七十六番札所、香川県金倉寺の1200年祭に参加した。<br />
このイベントを記念して、「子育て」をテーマに『こゑ紡ぐ』というコンピレーションアルバムが発売され、その記念のライブイベントでもあった。<br />
僕は、イギリス出張時に工場を歩きながらつくった『Family Tree』という曲で参加している。<br />
<br />
7月、鹿児島2DAYSを企画し出かけたが、九州豪雨と重なってしまい、とんでもない思いをした。<br />
ライブ前日に岩美町を出て、会場には遅くとも15時には着く予定であったが、豪雨の影響で通行止めと迂回を余儀なくされ、進めど進めど、カフカの城よろしく目的地にたどり着けないのであった。結局鹿児島に着いたのは深夜の2時過ぎたころであった。<br />
初日のライブはやむなく中止になったが、2日目は美山の「夏の庭」にて歌う。吉田耕平君と再会。いやはや、すごいひとだと感心した。<br />
<br />
9月、自然から糧を得てまのいい暮らしを目指す「まのいいりょうしプロジェクト」を立ち上げ、その一環として、「まのいいりょうしと風の歌」というイベントを始めた。<br />
自分で狩猟して得たシカやイノシシの肉でつくったカレーを振舞って、狩猟や暮らしにまつわるお話をして、さらには歌うというイベントだ。<br />
京都を皮切りに、大山(鳥取)、仁保(山口)、室積(山口)、熊本、鹿児島、長野、安曇野(安曇野)、三豊(香川)と計9箇所で開催した。<br />
手探り状態から始まったイベントであったが、各地の皆様に助けられ、好評につき2019年も積極的に開催することになった。<br />
<br />
12月8日、岩美町のCafeニジノキで、A.C.ジョビンの命日にライブ。<br />
せっかくであるので、ボサノヴァを聞き始めて早四半世紀、自分なりに感じてきたボサノヴァを披露することに。ジョビンを中心にしたボサノヴァの歴史を語りながら歌った。<br />
<br />
・<br />
<br />
そして2019年。<br />
<br />
去年から引き続き「まのいいりょうしと風の歌」を開催し、さらには、Cafeニジノキでの定期フリーライブということをしてみようと思っている。<br />
<br />
「まのいいりょうしと風の歌」は3月に関東、4月に室積(山口)、5月に北海道で開催予定。山には毎日入ることになるだろう。そして、Cafeニジノキでのフリーライブは、3月、6月、9月、12月と定期的に行う予定。一回目は3月16日の予定。<br />
<br />
それ以外にも、ライブ演奏の予定がポツポツはいっています。4月には岡山、6月には京都。<br />
録音にも手をつけたい。もっともこちらは、現在絶賛準備中の新居の改装が段落つき次第。どうなることやら。<br />
<br />
相も変わらずマイペースな活動ではありますが、2019年もどうぞよろしくお願いいたします。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-48272507154634796382017-08-08T06:36:00.000+09:002017-08-08T06:37:28.536+09:00僕におばあちゃんはいなかったむかし、父方の祖母が他界したときのはなし。<br />
<br />
祖母がなくなったのは数年前、90歳の大往生であった。<br />
最期は病室で、付き添いの叔父さんが買い物にでたほんのちょっとの間に息を引き取ったらしい。なんとも「大きいママ」らしい最期だ。<br />
<br />
「私はおばあちゃんじゃない。せめて大きいママと言いなさい」<br />
<br />
何かにつけてハイカラな人だった。<br />
お茶の先生でもあり、厳しい人だった。<br />
<br />
葬儀は厳かに行われた。<br />
身内だけが集まる、小さな儀式だった。<br />
当時3歳と1歳の息子たちはまだよくわかっていないようだったが、もう8歳になる姪っ子たちには死というものが理解されているようだった。<br />
悲しみにくれる姪の顔をみて、なるべく笑顔で接しようと思った。<br />
<br />
その瞬間、僕は母方の祖母の葬儀のときのことを思い出した。<br />
それは、怒りに打ち震えた思い出だ。<br />
<br />
母方の祖母が亡くなったのは僕が中学生のころだったと思う。<br />
母方の祖母は、みんなから「ああちゃん」と呼ばれていた。<br />
なんでも僕が小さいころ、「おばあちゃん」とうまく言えず、「ああちゃん」と呼ぶようになって、それが定着したとのことだった。<br />
僕はああちゃんが大好きだった。<br />
<br />
斎場では、職員が遺族や参列したひとたちを引率する。<br />
そのときの職員は、なぜか、ずっと笑顔であった。<br />
そしてまるでディズニーランドのアトラクションのように、つとめて明るい声で私たちを引率した。<br />
悲しみに暮れていた僕は激怒した。<br />
殴ってやりたい衝動にすら駆られた。<br />
<br />
しかし、歳をとり父となり、人の生き死についてある程度の経験を重ねてきた今、あの笑顔や朗々とした声を思い起こしても、怒りの感情は沸き起こってこない。<br />
<br />
死とはそれほど忌み悲しむ類のものではないよ。<br />
ましてや大往生ならば尚更だよ。<br />
<br />
そういった考えが、悲しみに震える僕を前にして彼を笑顔ならしめたのではないか。<br />
現に僕が姪たちの前でそうしていたように。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-8401845855858233372017-08-04T14:54:00.001+09:002017-08-04T14:54:34.726+09:00ツアー覚書<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="font-family: Arial; font-size: 11pt; white-space: pre-wrap;">2017年7月21日から7月23日 福岡~佐賀</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">21日の早朝、岩美を発つ。お昼に姪浜着。ミヤタケタカキ(以下ズル)と合流し、あまりの暑さに車の中で一緒に演奏する曲などをリハーサル。夜、福岡姪浜オオカミの口4周年記念ライブ。そして打ち上げ。よい打ち上げだった。楽しいオオカミの口の仲間たち。良い出会いもたくさんで、こういう人たちがいるならば、オオカミの口はなんだか安心だと思った(なにせ功一さん優しくて真面目で、頑張りすぎてしまうときがあるから心配なときがあって)。宴は深夜を過ぎて朝方まで続いた。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">翌日はとりあえず昨晩早々に撃沈したズルが運転してくれることになって、福岡と佐賀の間で温泉に入る。そしてritmusへ。ritmusでは、先日の集中豪雨で被災した方々に何かできないかとチャリティーバザーも開催されていた。売り上げの全部を寄付するという。好みのものがたくさんあって、たくさん買った。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">ritmus北島君に、クロモジというカフェに連れて行ってもらう。山の中の土地を買い、開拓してご自分で家を建てたそうで、僕の理想をすでに実現されていて(しかも十年近く前に)、本当にいいものを見せていただいたと感動し、感謝した。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">夜、ライブ。初めての土地でのライブ、たくさんの方にお越しいただき、ありがたかった。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">ritmusでは前田さんのガラス展も開催されていた。つまりその夜は、長野、香川、鳥取が佐賀で出会ったイベントであった。こういった、東京を介さずに地方と地方を結ぶイベントを、地方で開催するというのは、自然な流れであるだろうし、とてもいい流れであると思う。日本各地の点と点がゆったりとした線で結ばれているイメージがあって、そのイメージにはずいぶん助けられている。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">ズルと、北島くんと、夜中まで語らう。恵美さんにお会いできたのが嬉しかった。</span></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">昼にritmusを後にして、岩美に帰り着いたのは深夜だった。</span></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">寝静まる家族たちにただいまを言って一人。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /><br /><br /></b><br />
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">2017年7月28日から7月30日 金沢~松本~長野</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">28日、昼過ぎ、家事を済ませて岩美を発つ。目指すは学生時代の親友ファミリーが住む金沢。はじめて通る道はそれだけで楽しく、道中はあっという間である。夕方、金沢に着く。十年近くぶりに会う親友は、ずいぶんとまんまるくなっていた。あんなにシュッとしていたのに。まあお互い様か。かわいい子供たちと遊びながら、年月の隙間を埋めるように時間は過ぎて行って、朝、金沢を後にする。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">昼過ぎ、長野大町の木崎湖に着く。松本にある栞日の菊池くんが企画したALPS BOOK CAMPに参加するため。去年の様子などをウェブで見ていたからよいイベントだろうことが想像できたが実際によいイベントだった。</span></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">例えば、ステージがつくられていて、それは諏訪にあるRebuilding Center Japanの東野さんが制作したということだった。今回はじめてご挨拶したが、僕はリビセンのファンで諏訪にまで足を延ばしてリビセンに行ったこともあった。ステージは素直に「あー、いいなあー、素敵だなあー。リビセンの仕事だなあー」と思うステージで、そこで歌えることは本当に喜ばしいことだった。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">ステージでは、歌っている最中に、ひざ上で何かがうごめいていて、みると蝉の幼虫であった。蝉はそのままギターまでのぼり、少しの間じっとしていた。このまま羽化されても困るので、曲間、ステージを中座して幼虫をステージの後ろの木にのせてあげた。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">イベントは大盛況で、雨模様だというのに、たくさんの人がABCを楽しんでいた。実は、昔から、大きいイベントはあまり得意ではない。そこにいる個々の人々が見えにくくなるからだと思う。素晴らしかったが、僕にはちょっと大きすぎたイベントだった。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">それでも、何年かぶりに会うひとがいて再会を喜んだり、新しい知己を得たりした。それは純粋にうれしいことで、活力になる。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">その晩は湖畔で寝て、長野入り。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">長野では、ヤスミとシンカイで歌う。昼過ぎにシンカイについて、小林くんに挨拶する。初めて会ったのだが、男前でナイスガイ、スマートでおしゃれ、しかも可愛い彼女までいる。これは腹が立たない方がおかしくて、僕も同様に腹が立ち、すぐに好きになって、仲良くなった。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">シンカイは店ではなく、小林くんの家である。かつては学生時代の友人と共同生活が営まれていた。ただし単なる家ではないのであって、一階を限りなくオープンなスペースとして位置付けてイベントを催したり、友達と飯を食ったりしている。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">懐かしい顔を前にしたライブは、予定よりずいぶん長く歌ったが、まだまだ歌い足りない気分だった。僕はこれくらいのスペースで、じっくり歌う方が性に合っている。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">深夜、ヤスミの名曲「コーヒータイム」を三人でずっと練習してた。</span></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">何時だかよくわからない頃、シンカイの二階で、就寝。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">朝起きたら、小林くんが、彼が出会ったちょっとした物語と共に、コーヒーを淹れてくれた。学生時代のころ、ひょんなことから、コーヒーの淹れ方を教わった話。</span></div>
<b style="font-weight: normal;"><br /></b>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">小林くんは27歳であり、僕は27歳のときに風博士を始めた。当時、僕も共同生活を営んでいた。</span></div>
<br />
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;">シンカイに漂う共同生活の風を感じていたら、当時の自分の共同生活の喧騒と静寂がよみがえってきて、どうしてもここの空気を持ち帰りたくなり、小林くんに無理を言って風博士のCDと、シンカイの灰皿を交換してもらった。</span></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;"><br /></span></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhqbJQTD-DSyGwWsi-LRgPZ7LxWmLthgVhOnmIYDjr7bdruRaOpAYkQATRP1pGCn4udBcKUIOuExRsUSoV_kvOGmgvZq_k7gz_Oj0ZZ6OaQ0eRk-77kIuqGkuSgGKwaIgmUEvNWtsY_xlk/s1600/IMG_20170804_145133.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1600" data-original-width="1200" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhqbJQTD-DSyGwWsi-LRgPZ7LxWmLthgVhOnmIYDjr7bdruRaOpAYkQATRP1pGCn4udBcKUIOuExRsUSoV_kvOGmgvZq_k7gz_Oj0ZZ6OaQ0eRk-77kIuqGkuSgGKwaIgmUEvNWtsY_xlk/s320/IMG_20170804_145133.jpg" width="240" /></a></div>
<div dir="ltr" style="line-height: 1.38; margin-bottom: 0pt; margin-top: 0pt;">
<span style="background-color: transparent; color: black; font-family: Arial; font-size: 11pt; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; text-decoration: none; vertical-align: baseline; white-space: pre-wrap;"><br /></span></div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-75898737851597468022016-09-07T06:05:00.002+09:002016-09-07T06:05:27.368+09:00息を大きく吸ってとめるよく息をとめている。<br />
素潜りのための練習で始めたが、最近は息をとめること自体が気持ち良い。<br />
調べると、長い息止めには疲労回復の効果があるらしい。<br />
早朝の凛とした空気の中での息止めは気持ちよいし、確かに疲れも取れるのかもしれない。<br />
<br />
実際の息止めをする前に、腹式呼吸をする。<br />
小刻みに息を吸って吐くやり方と、息を吐き出した後で横隔膜を動かすやり方の二種類。<br />
この二種類を何回か繰り返した後で息をとめる。<br />
苦しくないように、できるだけ長く。<br />
<br />
この一連の作業は、身体を最も感じられる瞬間だ。<br />
僕は自然を畏敬してやまないが、もっとも身近にある自然は身体ではないか。あまりに近すぎて普段は自然であることを意識しないが、人工物でない以上、身体も自然だ。<br />
<br />
今はまだ気持ちよく息をとめていられるのは2分半程度、無理したら3分。始めた頃から比べたらずいぶん長くなった。40歳を超えた身体でもなお、すこしづつ成長していくのがまた面白い。身体はすごい。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-3350766409533427772016-09-01T06:21:00.000+09:002016-09-01T06:21:26.931+09:00いつも朝から何をやっているのかいつも朝から何をやっているのかというと、録りためていた曲のネタを聴いている。2007年ごろからのものだから10年近く前か。これがかなりの量ある。データ量で言えば20Gとか。あともう少しで全部聴き終わる。無論、曲をつくるためで、そこから触発されていいメロディーや気持ち良いコードワークが生まれたりすることがある。作品をつくるときには、毎回それをやる。聴くたびに発見があって、新たな着想と、意欲が湧く。<br />
<br />
10年近く前に録った音を聞いていると、下手くそだなーと思うこともあれば、結構カッコイイ音出してらあ、と思うこともある。自己の記録の再現というのは実は結構グロテスクなことだ。作品として世に出したものを再現する(つまり再生して聴く)のは健全だが、そうでないものは、自分でも予期せぬ音や風景が蘇ってくる。だから、今朝はふいに胸が痛くなった。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-57913294225046479412016-08-28T08:04:00.001+09:002016-08-28T08:04:01.965+09:00だいたい海のことを考えているだいたい海のことを考えている。<br />
主に狩猟採集の方面から。<br />
<br />
小さいころ、よく親父に釣りに連れて行ってもらった。魚がかかったときに竿から伝わる感触がたまらない。愛おしくなりすぎて、竿をあげたくなくなるくらいだ。糸を垂らして海風を感じながらのんびりする時間も良い。釣り好きが高じて、海に潜って魚を突くようにもなった。<br />
<br />
今日は日曜日で仕事は休み、家族でどこかに出かけようと思っているが、海への恋心があまりに募りすぎたので、少しだけ早起きして早朝、釣りに出かけた。<br />
<br />
夜明けまでのおよそ二時間半、手のひら大のアジが数匹釣れ、豆アジは爆釣であった。海を見ながらのんびりする時間など全くなかったが、これまた楽しく嬉しい。<br />
<br />
<br />
瀬戸内の海は限りなく穏やかだ。<br />
家の二階から、毎日みている。<br />
<br />
今これを書いている横では次男がベランダに出て、静かに海をみている。<br />
しかしどうも静かすぎると思ったら、そこで気張っていたのだった。<br />
事を終えたのか、気まずそうな顔でこちらをみている。<br />
これから天気が悪くなるとはいえ、今朝も瀬戸内は穏やかだ。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-36783012073151331982016-08-26T05:02:00.000+09:002016-08-26T05:05:21.982+09:00朝早くからこのブログも、とんとご無沙汰で、活動をやめていると思われる向きもあるかもしれない。僕自身やっているのかやっていないのか、時折わからなくなることもある。しかし思えば、昔から活動と非活動の区別をなくすことが目標のひとつであったのだから、とてもいい状態と言えるのかもしれない。活動とは告知のことではなく、生き様のことだろうから。<br />
<br />
労働、を生活の基礎に据えて2年とちょっとが過ぎた。驚くほどに、しっくりきている。かといって、ずっと続けていくつもりもない。四十を過ぎてなお夢を追う夢をみる。やはり僕は自分で道を切り拓く方が性に合っている。<br />
<br />
忙しい月は夜寝るのも遅くなり、したがって朝も遅いが、9月はそれほど忙しくはないようだから、早起きする機会も多くなって、そうなると暇だし、こうやってブログを書く機会も多くなるかもしれない。そうありたいものだ。<br />
<br />
そんな現状でも、声をかけてくださる方がいらっしゃるのは本当にありがたいことで、9月24日(土)には小倉の街で久しぶりに歌います。詳しくは水玉食堂さんにお問い合わせください。<br />
<br />
水玉食堂<br />
<a href="http://mizutamashokudo.jp/">http://mizutamashokudo.jp/</a><br />
<br />
心から楽しみにしています。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-76364704914820136852016-04-22T23:36:00.002+09:002016-04-22T23:38:32.644+09:00プリンスが亡くなった我が家の第一メディアはラジオである。今朝はまだ未明の布団の中、妻の声で起こされた。「プリンスが亡くなったってよ。ラジオでそう言ってる」。寝ぼけ眼に浮かんできたのは、学生時代からの心服の友、Mのヒゲ面であった。<br />
<br />
プリンスには特別深い思い入れがある。今年の初めに亡くなったデビット・ボウイより、もっと言えば何年か前に亡くなったマイケル・ジャクソンより。それは、20代を共に過ごした前述のMの影響であった。<br />
<br />
Mは生粋のプリンスフリークで、当時スノッブな学生だった私は、Mがプリンス好きだと知って、なんでえプリンスなんか、ただの人気歌手じゃないかと鼻息が荒かった(本当に鼻持ちならない...)。<br />
<br />
学生時代を共に過ごしたMとは、その後、共に会社を起こすことになる。その会社では作業中にBGMをかけることが推奨され、MがかけるBGMは大抵がプリンスであった。<br />
<br />
鼻持ちならないスノッブ学生だった私も、およそ10年間の会社生活の中で、「なんだよまたプリンスかよ」「へーこんな曲もあるの」「これ悪くないな」「なかなかいいね」「や、いい曲だな」「今日は1999をかけてくれ」「GoldExperienceは名盤だ」と変遷していった。<br />
<br />
今宵は追悼とばかりに久しぶりにプリンスの曲を聴いた。なかなか泣き止まない生後二ヶ月足らずの三男坊を抱きながら。Mのヒゲ面を思い出して、初めはしんみりした気分でいたが、そこはプリンスの曲、勝手に身体が踊りだす。膝の上ではいつの間にやら泣き止んだ三男坊が、リズムに合わせて、うとうとしていた。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-81018863365475349982015-10-11T10:16:00.004+09:002015-11-01T10:49:07.378+09:00風博士の瀬戸内ぐるり旅秋も深くなりみなさまいかがおすごしでしょうか。<br />
風博士の杉山です。<br />
<br />
およそ1年半にわたり、肉体労働に励んできました。<br />
現場から学ぶことは、少なからずありました。<br />
しかし音楽からは、確実に遠ざかってしまった。<br />
そこで肉体労働は一旦休憩、久しぶりのツアーを企画しました。<br />
<br />
ささやかなものですが、新しく書いた曲も連れていければと思っています。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj72fiWlNC4AJ2nEEscRiJg1RBgRX9mCtd8Yg2W2OAyMSOlODxxLveTDVouYexVRqfA09kiF3ix8db7Lxju0Dz34x3-TtILULtvXrcHS_7HH5rZiQADRM8L_6lJD35bwYF-Ojt47cifrOQ/s1600/2014002_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="353" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj72fiWlNC4AJ2nEEscRiJg1RBgRX9mCtd8Yg2W2OAyMSOlODxxLveTDVouYexVRqfA09kiF3ix8db7Lxju0Dz34x3-TtILULtvXrcHS_7HH5rZiQADRM8L_6lJD35bwYF-Ojt47cifrOQ/s640/2014002_.jpg" width="640" /></a></div>
<br />
『風博士の瀬戸内ぐるり旅』<br />
10月17日(土)山口周南 日下医院内 actroom<br />
10月23日(金)岡山 CAFE QINEMA w/島津田四郎<br />
10月24日(土)神戸 カフェふた葉 w/瀬藤友也<br />
10月25日(日)香川観音寺 おかし工房botan<br />
10月27日(火)愛媛松山砥部 泰山窯<br />
10月29日(木)愛媛松山道後 ワニとサイ<br />
11月06日(金)【番外編】大分日田リベルテ w/斎藤キャメル
<br />
<br />
詳細は風博士の公式サイトをごらんください。<br />
<a href="http://kazehakase.jp/">http://kazehakase.jp/</a>kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-15250399413818421952015-07-09T06:02:00.000+09:002015-07-09T06:12:17.081+09:00『だってあの 娘が好きっていったんだもの』発売される先月末、TheEndライブ&トリビュートアルバム『だってあの娘が好きっていったんだもの』が発売された。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOUyE-RdaB3ciAra23HFlaEwF9eGe3FR1gjPNZFOJ5CiRf3vkit3CC5CO5ry7gKtELLnEqNVcqhRasar2XPi1cyxrKpVgnJlJuypZgJ3lxYIfKFgRR9eTy5LmyUmSKKww1onIdK2KpiMk/s1600/the-end%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOUyE-RdaB3ciAra23HFlaEwF9eGe3FR1gjPNZFOJ5CiRf3vkit3CC5CO5ry7gKtELLnEqNVcqhRasar2XPi1cyxrKpVgnJlJuypZgJ3lxYIfKFgRR9eTy5LmyUmSKKww1onIdK2KpiMk/s1600/the-end%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F.png" /></a></div>
<br />
<br />
<a href="http://www.neonrecords.net/home/%E5%95%86%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0-the-end-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88/">http://www.neonrecords.net/home/%E5%95%86%E5%93%81%E8%A9%B3%E7%B4%B0-the-end-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88/</a><br />
<br />
僕もトリビュート盤に参加している。<br />
<br />
ネオンホールの久恵ちゃんから話がきたのが2014年の年末で、締め切りは1ヶ月後くらいであったから、かなり厳しいスケジュールではあったのだが、TheEndのトリビュートとあれば参加しないわけにはいかなかったから、ふたつ返事でOKした。<br />
<br />
TheEndは持ち曲がたくさんあって(一体何曲あるのだろう!)、僕のカバーする候補曲もたくさんあったのだけど、久恵ちゃんに「それは杉さんじゃないよね」という曲をチョイスしてもらって(僕は長野では杉さんと呼ばれている)、その中からカバーすることにした。そこでまず挙げられていたのが「となりのレジへどうぞ」であった。<br />
<br />
実は「となりのレジへどうぞ」がどうして「杉さんじゃない」のかはよく分かっていない。歌詞の内容だろうか。しかし、こういう感情は男であれば多かれ少なかれあるものだ。特に「君はいつでもお釣りを渡すときに両方の手でこちらの手を包むようにしてくれるけど、それってなんなの?」というくだりなどは秀逸である。僕もよく「それってなんなの?」と頬を赤らめている。櫻井さんの曲は、身近な例でもって、緩やかにしかし力強く、僕たちの心をつかむ。しかも面白い。そして突っ込みたくなる。ときに泣きたくなる。「となりのレジへどうぞ」はその部分がよく出ている曲だ。<br />
<br />
カバーするのであれば、僕らしくなければ駄目であろうから、ちょっと早めのボッサ調でやってみる。これで真面目に歌い上げれば少しはTheEndの面白さに近づくことができるのではないだろうか。<br />
<br />
実際の出来は是非聴いてみてください。<br />
ネオンレコードのサイトから購入可能です。<br />
あるいは僕からも直接購入頂けます。<br />
欲しい方はメールください。<br />
<a href="mailto:taku.sugiyama@gmail.com">taku.sugiyama@gmail.com</a><br />
<br />
・<br />
<br />
ちなみに、次点として名曲「あいつの奥さん」のカバーの話もあって、実際にかなりカッコよくアレンジしてみたりしたのだが、ちょっと色々難しすぎて止めた。<br />
<br />
ところで上のリンクにあるネオンレコードのサイトの取り扱い店に、鳥取のボルゾイレコードが入っている辺り、さすがは前垣さんだなあ。また前垣さんと飲みたいなあ。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-54355622339748955432015-04-03T06:06:00.002+09:002015-04-03T06:06:53.546+09:00だってあの娘が好きって言ったんだもの桜井さんのことを知ったのはもうずいぶん前のことで、15年以上前だと思うから、まだ音楽をやっていない頃のことだ。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
当時一緒に住んでいた友人のひとりが長野にあるネオンホールに足繁く通っており、彼女から聴かせてもらったTheEndのテープが最初なのか、それとも別のルームメイトがやっていたバンドがときどきネオンホールに歌いに行っておりその縁で知ったのかはっきりしないが、とにかく、朴訥としているがカントリーブルースへの深い理解と愛情を感じる楽曲とユニークでスパイスの効いた歌詞、そしてそれを絞り出すような歌声に、他にはない存在感と面白さを感じ入って、惚れたのだった。<br />
<div>
<br />
そのうち僕も歌うようになって、ツアーにも出るようになり、ネオンホールでも歌わせてもらうようになった。そのころには桜井さんとも知己を得ていて、それなりに親しくしてもらった。<br />
<br />
ネオンホールで歌わせてもらう度に、桜井さんに共演をお願いしたけれど、なかなか一緒にやってくれない。桜井さんだし、まあ、そうなるだろうと思っていたのでその後もしつこく、それこそ長野に行く度に声をかけ続けたら5回目くらいでようやく共演してくれたりした。<br />
<br />
その断られ続けている間にも桜井さんとは会っていて、蕎麦を食べに連れて行ってもらったり、仕事中の桜井さんの昼休憩を共に過ごしたりした。勝手にTheEndファミリーの中の兄貴分として自分を位置づけていた。</div>
<div>
<br />
結婚した直後、僕たちは長野に仮住まいをしていた。長野に住む=TheEndのライブが見れる!と思ったのだが桜井さんはあまりライブしないし、長野滞在中には結局一回しかライブを見れなかった。しかし一度でも観れてよかった。TheEndのステージには謎の感動があって、僕はさんざん笑ったりひとり突っ込んだりした後に、膝を正して涙する。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そんなTheEndのトリビュートアルバムに参加させていただいた。大変に光栄なことです。勝手なイメージだけど、このトリビュートアルバムのこと、桜井さんはまだ知らないんじゃないだろうか。</div>
<div>
<br />
ネオンホールWeb<br />
<a href="http://www.neonhall.com/news/2015/04/the_end2015.php">The Endトリビュート+ライブ音源「だってあの娘が好きって言ったんだもの」2015年初夏、リリース決定!</a></div>
</div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-48086119731422778112015-01-23T05:48:00.001+09:002015-01-23T05:54:37.540+09:00俺ももうここまでか俺ももうここまでか...<br />
<br />
止まらぬ汗を感じながら私は思った。<br />
かれこれもう五分以上、このままの体勢である。<br />
<br />
私たち夫婦は映画が好きで、育児に仕事に忙しい日々ではあるが時間をつくってDVDを観賞することを楽しみにしている。いつもパソコンで観ているのだが、流石にそれもどうかということで、良いポータブルDVDプレイヤーがないかと家電量販店に物色しに来たのだった。<br />
<br />
久しぶりの休日、子連れで買い物、清く正しいサラリーマン家庭の日常風景。うちにはテレビがないので、たくさん並んだ大きな画面に息子は興奮気味だ。可愛いものである。<br />
<br />
それが、何故こんなことになってしまったのか。<br />
<br />
買い物中に便意をもよおすのはよくあることで、私は妻にその旨を告げ、トイレに向かった。その家電量販店は二階建てで、二階が売り場、一階の奥まった所にトイレがある。私は心なしか早足で階段を降り、大の方のトイレに入って、誰もいないので思い切り事を済ませた。<br />
<br />
さて、ここは家電量販店であるから、トイレはもちろんウオッシュレットである。私はウオッシュレットが好きだ。実は、かなり好きだ。本当は、もうこれじゃなきゃ嫌だ、というくらい好きだ。しかしながら自宅はウオッシュレットではないので、外出先にウオッシュレットがあると少し嬉しい。もちろん、このときも、ウオッシュレットの洗浄ボタンを押した。<br />
<br />
・・・・・・・・<br />
<br />
きれいさっぱり心地良し、とばかりにストップボタンを押した。がウオッシュレットは止まらない。ん?どうした?ともう一度押す。しかし止まらない。まさか、と冷や汗が出る。まさか、こんなことがあってよいのだろうか。ストップボタンをいくら押してもウオッシュレットが止まらないのである!<br />
<br />
そこで冒頭に戻る。<br />
私はもう五分以上、ウオッシュレットの攻撃(すでに攻撃である)にさらされているのであった。<br />
<br />
私とてこの五分間を漫然と過ごしていたわけではない。いろいろ、試みた。まず妻に電話した。何をどう説明しようか一瞬迷ったが、そんなことを言っている場合でもなかった。しかし、彼女は電話に出ない。仕方が無いので、立ってみようとしたが、少し尻をあげたくらいでは水は止まる様子もなく、無理をすれば二次災害を起こしかねない。<br />
<br />
思いが去来し、思考が巡る。なぜ電話にでないのだ、とか、このまま待てば水切れするのでは、とか、やはり人が来るまで耐えるしかないのか、とか、しかしなぜこんなときに電話にでないのだ、とか、手で水を押さえて立ち上がる作戦はどうか、とか、いやそこまでしなければならないのか、まさにshit!(失礼)、そしてそもそもなぜ電話に出ないのだ。<br />
<br />
最初は心地よかったウオッシュレットの温水も、今では殺傷能力すら感じるほどに冷たい水となり、絶え間なく尻を穿ち続けている。<br />
<br />
もう無理だ、すでに限界を越えた。どうなってもいいから立ち上がろう、そう立ち上がってやる、いや立ち上がらざるを得ないのだ、すまない涼子、と手を膝にあて頭を垂れたその瞬間、便器のちょうど真下に電源コードがみえたのだった。<br />
<br />
ユリイカ!我発見せり!<br />
<br />
・<br />
<br />
ある種の爽快感と共に、私は何食わぬ顔で売り場に戻り、店員さんに「ウオッシュレット、壊れてましたよ」とだけ告げ、妻子と合流し、買い物を続けたのであった。のちほど私からの着信の多さに妻が驚いたのも無理はない。そしてその理由に笑いが巻き起こったのも無理はない。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-43178086934338235002015-01-15T20:55:00.000+09:002015-01-15T21:01:16.826+09:00ライブスケジュール2015年2月13日(金)<br />
『ByeBye ガケ書房、Hello ホホホ座』<br />
会場:京都市左京区ガケ書房<br />
開場:12:00〜<br />
料金:入場無料<br />
出演:(五十音順、敬称略) 安藤明子、AUX、 オクノ修、風博士、 かりきりん、ザ・ドクロズ、 スズメンバ、長谷川健一、 林拓、ふちがみとふなと、 吉田省念 <br />
詳細:<a href="http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/">http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/</a><br />
<br />
<br />
2015年3月22日(日)<br />
『香川廃校グルーヴ』<br />
時間:10時-19時(予定)<br />
場所:香川県高松市塩江町上西甲77(モモの広場内)<br />
チケット:¥3,500(発売開始は1/30を予定しております)<br />
内容:廃校を利用した音楽フェスです。香川県内外の人気飲食店がフードブースに登場。<br />
出演アーティスト(1/8時点公開分、アルファベット順):aglica、aotof、cijima、fatern、風博士バンド、森ゆに、モリシタヨシオ、Rails-Tereo、笹倉 慎介、sonobe nobukazu、tonari session’s、植田 章敬、WATER WATER CAMEL、YeYe <br />
主催:香川廃校グルーヴ実行委員会<br />
詳細:<a href="http://kagawa-groove.com/">http://kagawa-groove.com/</a><br />
<b style="color: #990000;">★風博士バンド</b><b style="color: #990000;">(YeYe、杉山拓、senoo ricky、田辺玄、ミヤタケタカキ、森ゆに)</b><b style="color: #990000;">での出演です。</b><br />
<br />
<br />
2015年4月5日(日)<br />
会場:大阪阿部野 流流<br />
共演:カーテンズ、他<br />
詳細未定、決まり次第お伝えしますkazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-31657267699796338342014-10-18T06:06:00.002+09:002014-10-18T06:13:28.928+09:0011月15日と16日、関西でうたいますみなさまお元気ですか。<br />
風博士の杉山です。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
朝晩がめっきり冷え込む季節になりましたがいかがおすごしですか。僕は早朝にパソコンを開くことが多くなり、朝焼けをみながらこの記事を書いています。季節の変わり目の朝焼けは美しい。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsb-1oWTrQc7PpWjJq4cPCH2M1-2_4YHV4LzNWcrTmk2oU_lMsLL9sTxam9t8CZz895TNHcxSSEwp1frkp8GYXVS9c7dDEPT69y5w_VwX8BkKrHJErdGPOxJo0DKhoVSCbYqEJjYboQHA/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsb-1oWTrQc7PpWjJq4cPCH2M1-2_4YHV4LzNWcrTmk2oU_lMsLL9sTxam9t8CZz895TNHcxSSEwp1frkp8GYXVS9c7dDEPT69y5w_VwX8BkKrHJErdGPOxJo0DKhoVSCbYqEJjYboQHA/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" height="240" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
ところで11月半ばに、関西に歌いにいきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
11月15日土曜日は京都市左京区にある<a href="http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/">ガケ書房</a>にて、11月16日の日曜日は大阪堺で行われるクラフトフェア「<a href="http://tomoshibito.org/">灯しびとの集い</a>」にて。</div>
<div>
<br />
・</div>
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<br /></div>
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15日は久しぶりに京都で歌うということで、京都でずっとやってきた自主企画イベント「粋歌」(いきうた、と読みます)として開催することにしました。場所はお馴染みのガケ書房。一緒に歌わないかと誘ったのは<a href="http://senooricky.wix.com/sistertail">senoo ricky</a>です。僕も彼も珈琲が好きなので、副題に「珈琲の夜」とつけました。珈琲にまつわるあれこれをテーマに、色々出来たらと思っています。当日は珈琲も出す予定です。このイベントは予約が必要ですから、下記の詳細に従うか、僕に直接ご連絡ください。以下詳細です。</div>
<div>
<br />
2014年11月15日(土)<br />
『粋歌 vol.11 珈琲の夜』<br />
【会場】京都市左京区<a href="http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/">ガケ書房</a><br />
【出演】風博士、<a href="http://senooricky.wix.com/sistertail">senoo ricky</a><br />
【開場】19:30<br />
【開演】20:00<br />
【料金】前売2,000円/当日2,300円(ガケ書房お買い物券500円分込み)<br />
<span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">【ご予約・お問い合わせ】</span><br />
<div>
<span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">タイトルを「風博士」として、お名前・電話番号・予約人数をご明記の上、<a href="mailto:gake32@r5.dion.ne.jp">gake32@r5.dion.ne.jp</a> までメール送信してください。 電話でのご予約・お問い合わせは、ガケ書房 <a href="tel:075-724-0071">075-724-0071</a>まで</span></div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
・<br />
<br /></div>
<div>
<span style="-webkit-text-size-adjust: auto; background-color: rgba(255, 255, 255, 0);">16日は大阪の堺で開かれるクラフトフェア「<a href="http://tomoshibito.org/">灯しびとの集い</a>」の音楽ステージに出演します。他に出演するアーティストも昔馴染みばかりで再会が楽しみです(2日がかりのイベントで同日に誰がでるのかは知らないのですが…)。ホームページをみたら分かるのですが、とても素敵なイベントのようで今からワクワクしています。なにせクラフトフェアですからね。楽しみです。入場無料ですからお気軽にお越し下さい。以下詳細です。</span></div>
<div>
<br /></div>
<div>
2014年11月16日(日)</div>
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『灯しびとの集い』</div>
<div>
【会場】大仙公園催し広場(堺市堺区百舌鳥夕雲町)</div>
<div>
【料金】入場無料</div>
<div>
風博士の出演時間は11:00から40分程度です。</div>
<div>
詳しくは「灯しびとの集い」のホームページをご覧ください。</div>
<div>
<a href="http://tomoshibito.org/">http://tomoshibito.org</a><br />
<br />
・<br />
<br />
ちなみにもちろん環太と葉太も一緒に行きますから、よろしければ息子たちにも会いに来てください。<br />
<br />
久しぶりの関西、お会いできることを楽しみにしています。</div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-25125200578288095442014-09-16T05:50:00.000+09:002014-09-16T05:50:31.766+09:009月27日弥五郎ドーナツにて歌います空も木々も虫たちも、すっかり秋の装いです。<br />
<div>
みなさまお元気ですか。</div>
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風博士の杉山です。</div>
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<br /></div>
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今回は(も)ライブのお知らせです。</div>
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来る9月27日(土)、周南市徳山駅の近くにある弥五郎ドーナツさんで歌います。</div>
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<br /></div>
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風博士の風まかせツアーの道中でとてもお世話になった熊本のCobyちゃんが周南に歌いに来たいというので、弥五郎くんに相談して、弥五郎ドーナツさんで歌わせてもらうことになりました。<br />
<br />
当日はBambooさんの出店もあり、また周南で活動するラテン系のバンドTopo y Patataさんも演奏してくれることになりました。<br />
<br />
以下詳細です。<br />
<br />
===================================<br />
2014年9月27日土曜日<br />
場所 弥五郎ドーナツ(周南市若宮町2丁目37)<br />
出演 Coby(熊本)、風博士、Topo y Patata<br />
開演 19:00頃から演奏開始<br />
料金 投げ銭制<br />
お問い合わせ<br />
弥五郎ドーナツ 0834-34-8529<br />
<a href="http://yagorodonuts.soreccha.jp/">http://yagorodonuts.soreccha.jp/</a><br />
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僕は、「秋」と「旅」をテーマに歌おうと思っています。</div>
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投げ銭ですので、どうぞお気軽にお越し下さい。</div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-69690496564507194642014-08-05T06:23:00.000+09:002014-08-06T06:05:47.384+09:00徳山動物園『月夜のサーカス』に出演します毎日暑い日が続く、まさに夏真っ盛りの日々ですが、みなさまいかがお過ごしですか。<br />
風博士の杉山です。<br />
<br />
私は夏が好きです。<br />
我が家の近くから、遠く瀬戸内海が望めます。<br />
仕事帰りの夕方、夕陽を受けて優しく朱に染まった瀬戸内海を眺めています。<br />
ヒグラシが家のすぐ近くで鳴いていました。<br />
余談ですが、ヒグラシは梅雨明けから鳴き出すことを今年初めて知りました(そして、むしろ早朝に良く鳴くことも)。<br />
<br />
さて、そんな我が家のすぐ近くにある<a href="http://www.tokuyamazoo.jp/">徳山動物園</a>にて、来る8月23日土曜日の夕方から夜にかけて、「月夜のサーカス」というイベントが催されます。夜の動物園というだけで面白いのに、そこに周南市周辺の個性的なお店が集って、小さなマルシェのような趣になるそうです。<br />
<br />
そのような素敵な催しに、僕も唄い手として呼んで頂きました。当日は、「夏」と「夜」をテーマに歌おうと思っています。<br />
<br />
ステージの詳細が分かりましたら、風博士公式サイトのライブスケジュールにてお知らせ致しますので気になる方ははチェックよろしく!<br />
<br />
Facebook「月夜のサーカス」イベントページ<br />
<a href="https://www.facebook.com/events/323815077780776/">https://www.facebook.com/events/323815077780776/</a>kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-29050440781908604722014-07-08T22:43:00.001+09:002014-07-08T22:43:40.044+09:00四十路前に晩酌の意義を知るみなさま、大変ご無沙汰しておりました。<br />
杉山です。<br />
いかがお過ごしですか。<br />
<br />
今年は夏前に新作を出し、ツアーするとのたまっておりましたがもう夏になろうとしています。<br />
<br />
実は、次男の誕生を機に、働き始めました。<br />
工場勤めの、肉体労働です。<br />
この歳になってから初めての現場仕事に最初は右も左も分からず身体も ボロボロのヘトヘトでしたが、勤めはじめて一ヶ月半近く経ち、だいぶ身体も仕事に慣れてきたところです。<br />
<br />
それにしても、額に汗して働くことの心地良さよ。<br />
四十路前にして初めて、晩酌の意義を深く味わう日々であります。<br />
<br />
<br />
したがって、音楽活動は、のんびりやります。<br />
曲は、ぼちぼち、書いています。<br />
<br />
新作を楽しみに待ってくださっていた方がいらしたら、まずもって、お礼を申し上げたい。本当に、ありがとう。そして、夏前に出すと言っていた言行不一致を、謝りたい。本当に、申し訳ありません。<br />
<br />
新作、いつになるか分からないけれど、必ず出します。<br />
聴いて欲しい曲もあります。<br />
<br />
<br />
これまでは、音楽する=収入を得るという意識が常にどこかにありました。<br />
ミュージシャンとして、いろいろなやり方・生き方があるけれど、風博士は色々な意味で、比較的よいバランスでやってこれたと思います(本当に恵まれている!)。<br />
<br />
これからは、そういった意識に基づいてではなく音楽活動することになるのでしょう。仕事を始める前は、そういった事態になることを恐れてすらいたのですが、こうなってしまえば少なからずすっきりした気分で、僕自身も驚いています。<br />
<br />
このことが、僕の作る音楽にとって、良い影響を与えることなのか悪い影響を及ぼすことなのかは、次の作品をつくってみなければ分からないことです。<br />
<br />
そういった意味も含めて、のんびりと楽しみにしておいてください。<br />
そのうち、そっと、お届けします。<br />
<br />
<br />
ちなみに少し先ですが、11月に大阪でライブが決まっています(詳細はいずれ)。それまでにも、どこかで歌えたらと思っていますが、人前で歌う機会はグッと減るかもしれません。僕は元々、それほど人前で歌いたい方ではなかった。歌いたい時に歌うって、とっても健全な気がします。そして、それは幸せなことです。<br />
<br />
<br />
そんな感じの風博士ですが、これからもよろしくどうぞ、お願いします。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-81065021386731929912014-05-17T14:25:00.001+09:002014-05-17T14:25:11.221+09:00電王戦は対コンピュータ、ではない。将棋が好きである。<br />
<br />
指すのはヘボだが、小さい頃からテレビ対局を観るのが好きだし、なにより将棋界の悲喜交々の人間模様が面白い。<br />
<br />
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そんな棋界ファンにとって、ここ数年の春の話題といえば、電王戦である。</div>
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電王戦とは、人間対コンピュータという図式で行われる将棋の大会のことで、将棋連盟も公認の、れっきとした公式戦のひとつである。去年と今年は団体戦であった。人間側で出場するのはプロ棋士であり、今年はなんと九段が二人も出場した。プロの九段といえば、もうそれは、とんでもなく、凄まじく、馬鹿みたいに、将棋の強い人たちの中での最高段位であるから、その強さは筆舌に尽くし難い。<br />
<br />
そんな凄まじく強いプロ棋士たちが出場しているにも関わらず、2014年の電王戦は(も)、1勝4敗と人間側の完敗であった。しかし、これを持ってコンピュータが人間を越えた、とするのはちょっと違う。<br />
<br />
電王戦は人間対コンピュータと銘打ってはあるが、厳密に言えば、そうではない。ここでいうコンピュータとは将棋プログラムのことで、これは当たり前だが人間が作っているものだ。プログラムを知らないひとには分かりにくいかもしれないが、プログラムというのは、書かれた命令以外のことはしない。そしてそれを設計し、書くのは人間であり、当然、プログラム自体にも書く人たちの個性が色濃く反映される。<br />
<br />
渡辺明二冠がブログで、「<span style="background-color: white; font-size: 16px; line-height: 1.5;">COM-COMを見ていて強いと感じることはあまりないんですが(プロレベルで)、</span><span style="background-color: white; font-size: 16px; line-height: 1.5;">電王戦のように人間-COMを見ると強いな、と思う」と書いている。このことは、電王戦に出てくるような将棋プログラムは、対プロ棋士を前提に設計し、実装されているということを意味しているのではないだろうか。もちろんプロ棋士に勝つようなプログラムは誰でも書けるわけではないし、並大抵の努力やセンスでは到底つくれないものだからすごいことなのである。</span><br />
<span style="background-color: white; font-size: 16px; line-height: 1.5;"><br /></span>
<span style="background-color: white; font-size: 16px; line-height: 1.5;">なので、今年の電王戦の成績が、人間側の一勝四敗で完敗だったとしても、そのまま人間よりコンピュータの方が優秀だ、というふうになるわけではない。そもそもコンピュータはその出現時から人間より優秀なのであって、今更なんである。人間側の完敗が証明するのは、それだけ優秀な将棋プログラムを作った人たちがいる、ということだ。つまりそこにも別の人間模様があるのである。</span><br />
<span style="background-color: white; font-size: 16px; line-height: 1.5;"><br /></span>
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">それにしても今後、将棋プログラムとプロ棋士の中でもトップ中のトップ、すなわち将棋界最高峰のタイトルホルダーとの対決が、この先あるだろうか。たぶん、実現はないだろう。それくらい、将棋プログラムの進化は顕著だ。あと数年で、将棋プログラムに勝てるプロ棋士はいなくなる。しかし、仮にそうなったところで、将棋界がつまらなくなるわけではない。プロ棋士のすごさが貶められるわけでも全くないのだ。</span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">ちなみに将棋の世界の面白さを教えてくれたのは団鬼六である。</span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">ぎりぎりの勝負の世界で生きている人たちというのは独特の美しさがある。</span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span>
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">以下はおすすめの本。</span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span><span style="background-color: white; line-height: 24px;">団鬼六『真剣師小池重明』</span><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877284591/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4877284591&linkCode=as2&tag=kazeassociate-22"><img border="0" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4877284591&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=kazeassociate-22" /></a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kazeassociate-22&l=as2&o=9&a=4877284591" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" />
<br />
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いきなり将棋界というよりはアウトローな賭け将棋の世界の話しだが、「新宿の殺し屋」とまで言われた伝説の真剣師、小池重明の伝記。読んでいて、どうしようもない男だが憎めないのは将棋が桁外れに強いからなのか、団鬼六の筆力が素晴らしいからか。とにかく理屈抜きに面白い。</div>
<span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span>
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">団鬼六はアクが強いので、興味のある方にはこちらもおすすめします。</span><br />
<span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span>
<span style="background-color: white; line-height: 24px;">大崎善生『将棋の子』</span><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062737388/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4062737388&linkCode=as2&tag=kazeassociate-22"><img border="0" src="http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4062737388&Format=_SL250_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=kazeassociate-22" /></a><img alt="" border="0" src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kazeassociate-22&l=as2&o=9&a=4062737388" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" width="1" /> <span style="background-color: white; line-height: 24px;"><br /></span><br />
<br />
【関連リンク】<br />
将棋電王戦公式サイト<br />
<a href="http://ex.nicovideo.jp/denou/">http://ex.nicovideo.jp/denou/</a><br />
<br />
渡辺明二冠のブログ<br />
<a href="http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira">http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira</a><br />
<br />
今回の記事とは関係ないが、羽生善治三冠のインタビューがなかなか面白い。お子さんのいる方は読んでみてください。<br />
<a href="http://diamond.jp/articles/-/52738">http://diamond.jp/articles/-/52738</a></div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-34593094130574103642014-04-13T16:52:00.001+09:002014-04-13T16:52:39.418+09:00次男坊、生誕す去る記念すべきわたくしめ39歳の誕生日である4月11日昼過ぎ、妻が産気づきました。夕方頃から陣痛が本格化してきましたので、妻を連れて病院に行きましたら、早速分娩室に入ることになりました。経産婦ですから、いつ産まれるか分からないとのこと。その時点でだいたい4分間隔の陣痛でしたから、これはひょっとすると俺と同じ誕生日になるかもしれないぞ、と私はほくそ笑みました。<br />
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その日は他に産気づいた妊婦さんもおらず、時々様子を看に来てくださる助産師さん以外は人気もなかったので、分娩室では妻とずっと二人きりでした。先日作成した例のCDをBGMに、時に話し時に黙し、妻は定期的にやってくる陣痛の痛みに耐えながら、その瞬間を待ちました。このうえなく、美しい時間でした。</div>
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<br /></div>
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ときが経つにつれ、陣痛は激しくなってきます。しかしその間隔はなかなか狭まらず、23時を過ぎてもまだ3分間隔でした。もう今日中は無理だろう、諦めました。まあいいではないか、おれと同じ誕生日ではなくとも、わが子に変わりはないのだから。。。そして結局日付が変わり、さあ、いつ産まれるのかな?ひょっとすると長丁場かもしれんと思った直後の0時2分、破水。</div>
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そこからは流石の経産婦、凄まじい痛みに耐えながら20分後の4月12日0時22分、3512gのビッグベイビーを無事産みました。なんというか、嬉しいのですが、惜しい!</div>
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妻が言うには一日間違えたのだろう、と。もしそうならよっぽどおっちょこちょいの息子がファミリーに加わったようです。まあ、毎年4月11日が来るたびに、この話しで盛り上がることでしょう。それだけでもなんだか可笑しいやつです。</div>
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ちなみに、例のCD、この子が産まれるために書き下ろした曲を最後に入れていたのですが、その一曲前で産まれました。そこも惜しい。</div>
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そして、顔も、エコー写真などでは鼻が高く見えましたので、妻似の男前になることを期待していたのですが(妻は誰かと問われれば三上博史や伊勢谷友介に似ています)、出てきたのはどうみてもはなぺちゃでのっぺりしたモンゴロイドな顔でありました。三上博史というよりは左とん平です。これも惜しい。惜しくはないか。</div>
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そんな次男坊ですが、しかし愛おしくてたまらないのは、我が子だからでしょう。</div>
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葉太(ようた)と名付けることにしました。</div>
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<br />
新しく書き下ろしたのはこんな歌でした。<br />
<br />
『葉脈』<br />
待ちに待った今日は君に会える日<br />
やさしい風が新緑の葉を揺らす日<br />
<br />
君が泣いたら皆が笑う<br />
ようこそ世界へ<br />
<br />
葉脈みたいに<br />
太く朗らかに<br />
広がり繋がる<br />
健やかな人生を<br />
<br />
<br /></div>
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39歳の誕生日は、このようにして、この上なく素晴らしい一日でした。</div>
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死ぬまで忘れることはないでしょう。</div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-46108125101093523322014-04-10T10:35:00.000+09:002014-04-10T10:35:32.899+09:00出産用にCDをつくるいよいよ第二子の出産が近づき、その誕生の瞬間に立ち会うべく鳥取に来ております。<br />
<br />
そんな中、嫁からミッションを与えられました。<br />
いよいよ出産というとき、分娩室に好きなCDを持ち込んで音楽をかけるのですが、そのCDの中に入れる曲のチョイスを任されたのであります。<br />
<br />
テーマは、静かで、落ち着く曲。<br />
<br />
そこで、せっかくのことですから、80分間、すべて友人たちの曲で埋め尽くしました。まさにテーマに沿った素晴らしい曲ばかり。<br />
なんと贅沢で幸せなことでしょうか。<br />
<br />
そして、かくいう僕もミュージシャンの端くれなので、曲を書き下ろし、簡易的ですがレコーディングして一緒にいれました。次男の誕生を祝った歌です。<br />
<br />
ちなみに、そのことを嫁は知りません。新しい曲が流れて来たとき、どんな反応をするのか今から楽しみですが、まあ、それどころではないだろうなとも思いつつ、いよいよ出産間近です。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhy3usgUjHhBm7H7yTMGFzjKl87ssPmctzGoJjT4ITnxgDQAgBSSnZ6OxbYgD1dJ7pMs2jttzIHq-1t2MrkuifmNFxPe0cpGLyMcictXGttlFx6bjoR25rDc7GUU-xQq442RJ6PtBNxMGI/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhy3usgUjHhBm7H7yTMGFzjKl87ssPmctzGoJjT4ITnxgDQAgBSSnZ6OxbYgD1dJ7pMs2jttzIHq-1t2MrkuifmNFxPe0cpGLyMcictXGttlFx6bjoR25rDc7GUU-xQq442RJ6PtBNxMGI/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG" height="240" width="320" /></a></div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-19590648176296044972014-03-13T13:05:00.001+09:002014-03-13T13:05:06.047+09:003月のことアイムホーム!<br />
<br />
3月から、周南に戻ってきました。<br />
4月半ばに出産を控える嫁さんと息子環太は鳥取に残して。<br />
つまり久しぶりの単独生活です。<br />
日々、確定申告作業と新作制作に励んでいます。<br />
<br />
7枚目の作品も、良いものになりそうです。<br />
いずれ詳細を発表します。<br />
お楽しみに。<br />
<br />
<br />
そして、来る3月29日(土)、周南市新南陽にあるRさんで唄います。<br />
詳しくはRのブログをごらんください。<br />
<br />
<a href="http://r20120601.blog.fc2.com/">http://r20120601.blog.fc2.com/</a><br />
<br />
山口県周南市(徳山)に住んでもうじき二年になります。<br />
いちミュージシャンとして、近所の素敵なお店で唄うことができる。<br />
こんなに嬉しいことはありません。<br />
本当に、ありがとう。<br />
<br />
良い夜になるように、精一杯、ゆったり楽しんで唄います。<br />
あの空間に響くギターの音色が、今から楽しみでなりません。<br />
こちらもまた、お楽しみに。kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-5343690008557366212014-01-26T11:53:00.001+09:002014-01-26T11:53:27.094+09:00鳥取で唄います2014年2月23日(日)<br />
<div>
『風博士のちょっとBARでガッとギター in Goldrush』</div>
<div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ0I6AYScTvcU3BHxWJC31GqmyRWpz41LhVsJ0LcElvX27fuihtAgHgsqOwqK2rC3ub4-XOubynHVUd3ftvOOjsNADWdI1PQ2VgOiQ2vIz_8vPRNNwNYQmt8B6vJ42Eih05FGdNI1cUlA/s1600/flyer.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiZ0I6AYScTvcU3BHxWJC31GqmyRWpz41LhVsJ0LcElvX27fuihtAgHgsqOwqK2rC3ub4-XOubynHVUd3ftvOOjsNADWdI1PQ2VgOiQ2vIz_8vPRNNwNYQmt8B6vJ42Eih05FGdNI1cUlA/s1600/flyer.jpg" /></a></div>
</div>
<div>
会場 Chot bar Goldrush(鳥取市弥生町178)</div>
<div>
開場 18:00<br />
開演 19:00</div>
<div>
料金 2,500円(1ドリンク付)<br />
<br />
ご予約・お問い合わせ<br />
Gold rush(ゴールドラッシュ、月〜土19:00〜3:00)<br />
tel 0857-20-2461(川戸)<br />
あるいは、<br />
advance_order@kazehakase.info<br />
まで、お名前枚数を明記の上、メールをください。<br />
<br />
本公演は予約制になります。<br />
座席には限りがございますので、お早めにご予約ください。</div>
kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-15168451315376437902013-12-03T22:23:00.000+09:002013-12-03T22:23:06.881+09:002013年、ライブ納めでした全国少数精鋭の風ファンのみなさま、こんにちは。<br />
風博士の杉山です。<br />
<br />
先日12月1日の京都で行われたイベントを持って、風博士の2013年の演奏会の予定はすべて終了いたしました。今年の演奏会に来てくださった方々、また関係者の皆さまに改めて御礼申し上げます。皆さんのおかげで今年一年も無事活動することができました。ありがとうございました。<br />
<br />
今年のライブは70本弱とこそ少なかったものの、充実のステージも少なくなく、ああ、もうライブはいいや、とすら思った瞬間もありましたが、最近は、むしろそこからが本当のステージの始まりなのだと感じています。人前で演奏するものとして、とても勉強になったよい一年でありました。<br />
<br />
来年は晩春から初夏の発表を目指して新作制作に取りかかります。<br />
<br />
僕の制作方法はちょっと変わっていて、先にアルバムのコンセプトやタイトルや曲順、曲のタイトルや曲調を先につくってしまう。言わばアルバムの設計図です。その設計図に沿って、曲を書き、言葉を紡ぎ、演奏し、歌い、録音し、アレンジします。もちろん常にフィードバックしながらの作業で、結果当初の設計図とは全く違ったものが出来上がる可能性もありますが、そうやって、ひとつの作品を完成させるというスタイルです。<br />
<br />
音楽作品の発表形式として、アルバムという形式は完成されています。画家の作品発表形式が一枚の絵ならば、ミュージシャン、特にシンガーソングライターの場合、それに該当するのは一曲ではなくて、アルバムだと思う。だからもっと、アルバムにこだわってみたいと思っています。<br />
<br />
<br />
<br />
さて、今日は環太と近所の湧き水を汲みに行きました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnBpb-p8EePYlo-fN5qX-bRyoYJi6bloiZq8aBLNWvGCqEZnP0zvRsbo-i6JPLDBEzCLle_YESDWqaZyn0ZMsqt4Al3co8_Z_1u3TxOHlz4tU4PG6PCItdl0jyEk8eCSCY-Gn5080DoqA/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F+1.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnBpb-p8EePYlo-fN5qX-bRyoYJi6bloiZq8aBLNWvGCqEZnP0zvRsbo-i6JPLDBEzCLle_YESDWqaZyn0ZMsqt4Al3co8_Z_1u3TxOHlz4tU4PG6PCItdl0jyEk8eCSCY-Gn5080DoqA/s1600/%E5%86%99%E7%9C%9F+1.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
環太はずいぶん大きくなりました。<br />
来年4月にはお兄ちゃんです!kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-63577521290366680212013-10-31T09:49:00.004+09:002013-11-01T13:48:04.226+09:00風博士4THアルバム『SOMETHING OF MUSIC』、三枚だけあります<span style="color: #990000;">※おかげさまで『SOMETHING OF MUSIC』はすべてお求め頂きました!ありがとうございます。</span>(2013/11/1 13:47記す)<br />
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ひょんなことから、ながらく手元になく絶版状態であった風博士の4枚目のアルバム『SOMETHING OF MUSIC』が三枚だけ手元にもどってきました。<br />
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この機会にぜひお求めください。<br />
ライブ会場でも販売するので、早い者勝ちです。<br />
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よろしくお願いします。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhayWbSmYFDrSQVm4SqU0n2OSmKmHuYHomMTSzGu-uQTIdfyvaAGQeVhicceZMICMt6udyJAgIZi0UUE3hsxCHv9kh4EJtnJ1Akxc-uZvokaAuAgCsLdX7B3IZm8aE3ZMV68juaw9gK7pY/s1600/sugi1003_front.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhayWbSmYFDrSQVm4SqU0n2OSmKmHuYHomMTSzGu-uQTIdfyvaAGQeVhicceZMICMt6udyJAgIZi0UUE3hsxCHv9kh4EJtnJ1Akxc-uZvokaAuAgCsLdX7B3IZm8aE3ZMV68juaw9gK7pY/s320/sugi1003_front.jpg" width="320" /></a></div>
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【風博士のライブスケジュール】<br />
11月10日 下北沢 <a href="http://www.mona-records.com/" target="_blank">mona records</a> w/tonari session's<br />
11月11日 長野市 <a href="http://chan-nel.jp/">ch.books</a> w/tonari session's(二人バージョン)<br />
11月12日 岐阜市 <a href="http://www.bicabooks.com/imgs/cafe.html">ビッカフェ</a> w/tonari session's(二人バージョン)<br />
11月13日 四日市 <a href="http://www.radicafe.com/frederika.html">フレデリカ</a> w/tonari session's(二人バージョン)<br />
11月15日 名古屋 <a href="http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/">K.D.Japon</a> w/キャティビーンズ,トウガンズ,kiiiu<br />
11月17日 京都市 <a href="http://madrague.weebly.com/index.html">喫茶GABOR</a> w/水瓶<br />
11月23日 周南市新南陽旧日下医院 <a href="http://cherche.jp/coffeeboy/nagisacoffeeshop.html">COFFEEBOY nagisa</a>(ワンマンライブ)<br />
12月1日 京都市 <a href="http://italgabon.blog133.fc2.com/">アイタルガボン</a> 『豆ずきんのうたとおはなし vol.2』w/タカハシヨウヘイ(from 仙台)<br />
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詳しくは⇒<a href="http://kazehakase.info/schedule.html">http://kazehakase.info/schedule.html</a><br />
<br />kazehakasehttp://www.blogger.com/profile/01649589600300484743noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4880664854534031554.post-25823640589958868702013-09-06T11:21:00.003+09:002013-09-06T17:12:27.992+09:009月の風博士空はすっかり秋の面持ち<br />
みなさまいかがお過ごしですか。<br />
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僕は毎晩、虫の声に聴き入っています。<br />
秋の夜の虫の声は、ここではないどこかの、遠くに連れて行ってくれます。<br />
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つい先日まで四国ツアーに出ていました。<br />
夏の終わりの四国はとても美しかった。<br />
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愛媛松山では川や海に行き、毎晩ふじ屋で打ちました。<br />
香川三豊lazyboneでは森ゆに嬢と、布施明のすごさについて確認し合いました(彼女の伴奏で「路傍の花」を歌ったのです)。<br />
徳島utanotaneでは夏の終わりと秋の始まりを感じながら、ゆったりと歌いました。<br />
高知のカジロックならぬサノソニックは、バーモザイクの打ちっぱなしの空間が梶ヶ森の夜空となりました。<br />
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いづれも思い出深い日々でありました。<br />
2013年も、よい夏でした。<br />
みなさんの夏は、いかがでしたか?<br />
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さて、9月の風博士の予定です。<br />
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9月7日(土)山口 徳佐 旧山見邸 田楽庵<br />
9月15日(日)島根 松江 Tete De Bavar w/島津田四郎<br />
9月16日(月)鳥取 南部町 cafe七草 w/島津田四郎<br />
9月18日(水)鳥取 湯梨浜町 ゲストハウスたみ w/島津田四郎<br />
9月21日(土)鳥取 倉吉 BigTime w/島津田四郎<br />
9月22日(日)鳥取市 賀露 monsoon食堂 w/島津田四郎<br />
9月23日(月)鳥取 用瀬 竹村邸 w/島津田四郎<br />
9月28日(土)岡山市 CAFE QUINEMA w/kapo<br />
10月5日(土)鳥取市 職人町 養源寺<br />
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明日7日には、山口徳佐にて、おんなたちの古民家さんの田楽庵お披露目会に歌を添えます。<br />
半ばから終わりまでかけて、島津田四郎と共に山陰を巡ります。<br />
田四郎はあまり山陰でのライブはないらしく、初お目見えの場所もたくさん。<br />
名前からも分かるように、天才ですので、この機会をお見逃しのないよう、山陰の皆さまお願いします。<br />
そして9月末28日には岡山市のCAFE QUINEMAさんにて。<br />
10月5日には、鳥取市の養源寺さんの寺小屋コンサートに出演します。<br />
どの日もお気軽に遊びにいらしてください。<br />
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各日の詳細は、<a href="http://www.kazehakase.info/schedule.html" target="_blank">風博士公式サイトのライブスケジュール</a>から。<br />
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11月には東京で歌います。<br />
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