2014/07/08

四十路前に晩酌の意義を知る

みなさま、大変ご無沙汰しておりました。
杉山です。
いかがお過ごしですか。

今年は夏前に新作を出し、ツアーするとのたまっておりましたがもう夏になろうとしています。

実は、次男の誕生を機に、働き始めました。
工場勤めの、肉体労働です。
この歳になってから初めての現場仕事に最初は右も左も分からず身体も ボロボロのヘトヘトでしたが、勤めはじめて一ヶ月半近く経ち、だいぶ身体も仕事に慣れてきたところです。

それにしても、額に汗して働くことの心地良さよ。
四十路前にして初めて、晩酌の意義を深く味わう日々であります。


したがって、音楽活動は、のんびりやります。
曲は、ぼちぼち、書いています。

新作を楽しみに待ってくださっていた方がいらしたら、まずもって、お礼を申し上げたい。本当に、ありがとう。そして、夏前に出すと言っていた言行不一致を、謝りたい。本当に、申し訳ありません。

新作、いつになるか分からないけれど、必ず出します。
聴いて欲しい曲もあります。


これまでは、音楽する=収入を得るという意識が常にどこかにありました。
ミュージシャンとして、いろいろなやり方・生き方があるけれど、風博士は色々な意味で、比較的よいバランスでやってこれたと思います(本当に恵まれている!)。

これからは、そういった意識に基づいてではなく音楽活動することになるのでしょう。仕事を始める前は、そういった事態になることを恐れてすらいたのですが、こうなってしまえば少なからずすっきりした気分で、僕自身も驚いています。

このことが、僕の作る音楽にとって、良い影響を与えることなのか悪い影響を及ぼすことなのかは、次の作品をつくってみなければ分からないことです。

そういった意味も含めて、のんびりと楽しみにしておいてください。
そのうち、そっと、お届けします。


ちなみに少し先ですが、11月に大阪でライブが決まっています(詳細はいずれ)。それまでにも、どこかで歌えたらと思っていますが、人前で歌う機会はグッと減るかもしれません。僕は元々、それほど人前で歌いたい方ではなかった。歌いたい時に歌うって、とっても健全な気がします。そして、それは幸せなことです。


そんな感じの風博士ですが、これからもよろしくどうぞ、お願いします。