2016/09/07

息を大きく吸ってとめる

よく息をとめている。
素潜りのための練習で始めたが、最近は息をとめること自体が気持ち良い。
調べると、長い息止めには疲労回復の効果があるらしい。
早朝の凛とした空気の中での息止めは気持ちよいし、確かに疲れも取れるのかもしれない。

実際の息止めをする前に、腹式呼吸をする。
小刻みに息を吸って吐くやり方と、息を吐き出した後で横隔膜を動かすやり方の二種類。
この二種類を何回か繰り返した後で息をとめる。
苦しくないように、できるだけ長く。

この一連の作業は、身体を最も感じられる瞬間だ。
僕は自然を畏敬してやまないが、もっとも身近にある自然は身体ではないか。あまりに近すぎて普段は自然であることを意識しないが、人工物でない以上、身体も自然だ。

今はまだ気持ちよく息をとめていられるのは2分半程度、無理したら3分。始めた頃から比べたらずいぶん長くなった。40歳を超えた身体でもなお、すこしづつ成長していくのがまた面白い。身体はすごい。

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