2011/03/14

浦安避難生活三日目

今日、初めて、TVで東北地方の悲惨さをみた。それに比べると明らかに地味だが、浦安の埋め立て地区(中町、新町)の状況もよくない。


ライフライン、電気は通っているが、ガスは相変わらず不通。上水道は17日に全て復旧するとの広報があった。ただし、その根拠は、市の調査の結果、水道管の破損が100箇所近くであり、今日一日で20箇所修復したので、あと4日で終わるだろう、というような大雑把ものなので、確実かどうかはわからない。


水は配給でまかなっている。避難所は給水所にもなっていて、大概が長蛇の列だ。


食糧、今日は隣町の市川のスーパーにいったが、目ぼしいものは既にほとんどなかった。もちろん水は一切ない。お菓子と酒は残っている。この現象は物流が回復しない限り広がっていくだろう。しかしその目処も立っていないようだ。そのスーパーでも、流通に制限があるといっていた。


不確かな情報だが、ガソリンもそこをつきたらしい。



なにより一番の懸念は、大きな余震だ。


今、浦安の埋め立て地区の地盤は液状化現象でるゆるゆるになっている。


今日、避難所で知り合った方の家は一メートルもずれたそうだ。地震の直後、目の前の道路が隆起して、泥が間欠泉のように湧き出て溜まり、渦を巻いていたとのこと。

他にも、埋め立て地区の至る所で道が割れてマンホールが突き出たり、セブンイレブンが斜めに陥没したりと、目立った被害も多いらしい。

「浦安 液状化」で調べれば画像もあるだろう。


市の職員の方に確認したところ、液状化現象の現状把握は行っているものの、大きな余震があった場合の被害の予想と調査はしていないとのことだ。そこまで手が回らないのだろう。


とにかく、もう一度大きな余震が来たら、家が無事立っている保証はどこにもない。
浦安の埋め立て地区にいる人たちは、大余震の予測が解除されるまで、浦安を離れたほうがいい。あと二、三日といっているのだし。


僕たち(妹、義弟、双子の姪、甥)も明日、都内の親類のところに避難することにした。

1 件のコメント:

  1. 家族皆さんとともにご無事とのこと何よりです。
    被災地へ支援をと思っていますが,個人的な動きはかえって迷惑になるかと,今は静観しています。何か要望があれば連絡ください。

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