2012/02/05

36歳、免許がない!その1

♪車を捨てて〜 車を捨てて〜

と歌っていたのは他でもない、この僕だった。
(グッとくるージング)

2011年度、4611人の方が交通事故で亡くなっている。
しかもこれは事故後24時間以内の死亡のみがカウントされているので、実際にはもうちょっと多いだろう。

僕が「♪車を捨てて〜」と歌ったのは、なんとなく語呂がいいとかそんなことでなく、確たる想いがあった。車は危ないんである。鉄のかたまりのようなものが猛スピードで人の横を通って行く。危なくないわけがないんである。当時、僕は30%くらい本気で、車などなくなってしまえばよいのに、とうそぶいていた。

そういえば36年間、免許の必要性に迫られた事はなかった。

公共交通機関が発達している都市部では、どこへ行くにもそれほど車を必要としない。
育ったのは千葉の浦安だったし、二十代の青春を謳歌したのは京都だ。
どちらもまあ、車なしで生活できる程度の都市部だろう。
そういう所だと、逆に車を持っているデメリットの方が大きいくらいなんである。
燃料、駐車場代、車検代、税金、と持ってるだけで金を食うからだ。


風博士の活動を本格化してからも、免許の必要性は感じなかった。
風まかせツアーのときは基本的に電車とバスと歩きで移動していたし、マイホームツアーのときは頼もしきかな、妻がハンドルを握ってくれた。

しかし、マイホームツアーも終わり、妻も臨月を迎え、お腹が前にせり出して、運転が難しくなってきたようだった。実際、ややこが産まれたらもっと難しいだろう。また、先の事を考えても、僕たちの住む場所は、十中八九都市部ではなく田舎であろうから、便不便を踏まえれば、いつまでも妻にだけハンドルを握らせておくわけにはいかない。

そう、ここにきて、生まれて初めて、運転免許の必要性を感じたのであった。


そして、36歳の免許取得プロジェクトが立ち上がったのであった。。。

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